臨床心理学特論(修士論文指導)


  • 担当時期:2013年度~2023年度
    • 2017年度から科目名がⅠとⅡに分割されて、ゼミナール・修士論文指導科目である旨を明確にすることになった。
  • 担当機関:東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科

 

臨床心理学特論Ⅰ(修士論文指導) 前期~後期 4単位 1年次

    • 英文科目名:Clinical Psychology(1)
    • 担当教員:長谷川明弘
  •  テーマ・内 容
    • 臨床実践と研究の統合をめざしながら、文献紹介・講読と演習・実習での受講者との議論を通して臨床心理学を基礎から体系的に学んでいく
  1. 臨床心理学を基礎から体系的に学ぶための、総合的な演習科目である。
  2. 臨床心理学の方法論と実践における態度を学ぶ。
  3. 方法論では、心理アセスメント、心理学的介入法、研究法、地域支援を取り上げる。
  4. 態度では、心理学の専門職としての社会的な責任や倫理を取り上げる。
  • 到達目標
  1. 臨床心理学について様々な知識を深め、説明できる。
  2. 臨床心理学の理論的な視点から臨床事例について考え、文章で説明する事ができる。
  3. 本科目を通じて、受講者が臨床心理学の専門職・研究者として、、その特徴や効用と限界に関して適切に文章で説明することができる。 
  •   授業時間外の学習(予習復習)
    • 修士論文作成のための関連文献を入手の上、読みこなし、授業中に報告する準備をすること。
    • 統計解析や質的研究など、心理学研究法に関する専門書を購入し、自らの研究計画を立てる上での準備を行うこと(「教科書」参照のこと)。 
  • 成績評価の方法・基準
    • 授業への参加の積極度、発表、提出物、授業内での発言などが対象範囲となる。
      • 具体的には①各回の課題、②討議への参加度、などにより評価する。
    • 評価の方法:

①学習態度20%、②成果発表80%

    • 評価の基準:

①全体的な基準の目安としては、到達目標をどれだけ達成したか
②学習態度は、授業毎に課す課題について講義内容に則しているか。
③成果発表は、プレゼンテーションや討議を通じて、受講者自身の意見・考えを伝達するだけでなく他の受講者の意見や考えに対して広く開かれた姿勢で向き合う態度でいられたか。またプレゼンテーション内容並びにその構成について、発表者の伝えたい事柄が適切に表現されているか。
④成果発表の資料は、アカデミック・ライティングの形式に従っているか。

  • 履修者への要望
    • 隔週で何らかの経過を発表する準備をして臨むこと。
    • 授業内で指示される事前の課題や宿題は必ず準備してくること。
    • 受講者が文献や研究成果を紹介したり、臨床実践での疑問を提示したりして、クラス内で討論するという授業形態を取る予定です。
      • 事前に紹介したい文献を探したり、受講者の研究成果や疑問について、話題提供できるように準備しておいてください。
  • 履修条件(人数制限・抽選等)
  • 教科書
    • 山田剛史 2015 Rによる心理学研究法入門 北大路書房
    • 教員が推奨文献を用意し、授業内で紹介する。また受講者が自ら読みたい文献を担当教員に提案してほしい。
  • 参考書
    • 乾吉佑・宮田敬一(編) 2009 心理療法がうまくいくための工夫 金剛出版
    • 鑪幹八郎・川畑直人 2009 臨床心理学―心の専門家の教育と心の支援― 培風館
    • デビンソン・G.・G.他(下山晴彦編訳) 2007 テキスト臨床心理学1―理論と方法― 誠信書房
    • プロチャスカ・J.O. & ノークロス・J.C.(津田彰 他監訳) 2010 心理療法の諸システム【第6版】多理論統合的分析 金子書房
    • クーパー・M 2012 エビデンスにもとづくカウンセリング効果の研究-クライアントにとって何が最も役に立つのか- 岩崎学術出版社 
  •  参考URL

上記は、担当教員が開設しているWEB 

  •  備考
    • 小坂和子・角藤比呂志・篠原道夫・福田周・前川美行・長谷川明弘が同時に開講する。
    • 臨床心理士資格試験を受験するための、必須科目である。
    • 受講者の人数によって授業計画が変更となる場合がある。
  • 授業計画
    • Ⅰ.「基本文献の輪読」と「個別テーマ報告」を毎回行う。
      • ①受講者は、幅広い先行研究の文献に丹念に当たること。
      • ②最初に研究計画を立ててもらい、随時、研究計画と照合しながら、研究を遂行すること。
      • ③提出する論文が課程に求められる質と量を保証できるようにするために、研究手法や論文の構成、内容の妥当性・適切性について1対1やゼミ形式で討議する。
      • 教育・指導上のキーワードは、「温故知新」である。先行研究を読み、データを活用して、新しく創造してほしい。
      • 担当教員だけでなく、受講者が相互に支援し合いながら講義に臨んで欲しい。他の受講者が取り上げた文献や話題について、下調べを行ったり、相互に情報を紹介しあったり、相互コメントをして協力しあって、専門職・研究者になる基盤にして欲しい。

 

    • Ⅱ.臨床実践のために疑問を提示しあい議論する
      • ①臨床心理学に関して、文献を読んで理解に努めたものの、理解が困難な事象・事柄・現象があれば、本科目内で話題提供してもらう。
      • ②担当教員を含め、受講者で議論し、時に体験的な学習機会を持ちながら疑問点の解消に努めたい。 

  • 担当時期:2013年度~2023年度
    • 2017年度から科目名がⅠとⅡに分割されて、ゼミナール・修士論文指導科目である旨を明確にすることになった。
  • 担当機関:東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科

 

臨床心理学特論Ⅱ(修士論文指導) 前期~後期 4単位 2年次

    • 英文科目名:Clinical Psychology(2)
    • 担当教員:長谷川明弘
  •  テーマ・内 容
    • 臨床実践と研究の統合をめざしながら、文献紹介・講読と演習・実習での受講者との議論を通して臨床心理学を基礎から体系的に学んでいく
  1. 臨床心理学を基礎から体系的に学ぶための、総合的な演習科目である。
  2. 臨床心理学の方法論と実践における態度を学ぶ。
  3. 方法論では、心理アセスメント、心理学的介入法、研究法、地域支援を取り上げる。
  4. 態度では、心理学の専門職としての社会的な責任や倫理を取り上げる。
  • 到達目標
  1. 臨床心理学について様々な知識を深め、説明できる。
  2. 臨床心理学の理論的な視点から臨床事例について考え、文章で説明する事ができる。
  3. 本科目を通じて、受講者が臨床心理学の専門職・研究者として、、その特徴や効用と限界に関して適切に文章で説明することができる。 
  •   授業時間外の学習(予習復習)
    • 修士論文作成のための関連文献を入手の上、読みこなし、授業中に報告する準備をすること。
    • 統計解析や質的研究など、心理学研究法に関する専門書を購入し、自らの研究計画を立てる上での準備を行うこと(「教科書」参照のこと)。
  • 成績評価の方法・基準
    • 授業への参加の積極度、発表、提出物、授業内での発言などが対象範囲となる。
      • 具体的には①各回の課題、②討議への参加度、などにより評価する。
    • 評価の方法:

①学習態度20%、②成果発表80%

    • 評価の基準:

①全体的な基準の目安としては、到達目標をどれだけ達成したか
②学習態度は、授業毎に課す課題について講義内容に則しているか。
③成果発表は、プレゼンテーションや討議を通じて、受講者自身の意見・考えを伝達するだけでなく他の受講者の意見や考えに対して広く開かれた姿勢で向き合う態度でいられたか。またプレゼンテーション内容並びにその構成について、発表者の伝えたい事柄が適切に表現されているか。
④成果発表の資料は、アカデミック・ライティングの形式に従っているか。

  • 履修者への要望
    • 隔週で何らかの経過を発表する準備をして臨むこと。
    • 授業内で指示される事前の課題や宿題は必ず準備してくること。
    • 受講者が文献や研究成果を紹介したり、臨床実践での疑問を提示したりして、クラス内で討論するという授業形態を取る予定です。
      • 事前に紹介したい文献を探したり、受講者の研究成果や疑問について、話題提供できるように準備しておいてください。
  • 履修条件(人数制限・抽選等)
  • 教科書
    • 山田剛史 2015 Rによる心理学研究法入門 北大路書房
    • 教員が推奨文献を用意し、授業内で紹介する。また受講者が自ら読みたい文献を担当教員に提案してほしい。
  • 参考書
    • 乾吉佑・宮田敬一(編) 2009 心理療法がうまくいくための工夫 金剛出版
    • 鑪幹八郎・川畑直人 2009 臨床心理学―心の専門家の教育と心の支援― 培風館
    • デビンソン・G.・G.他(下山晴彦編訳) 2007 テキスト臨床心理学1―理論と方法― 誠信書房
    • プロチャスカ・J.O. & ノークロス・J.C.(津田彰 他監訳) 2010 心理療法の諸システム【第6版】多理論統合的分析 金子書房
    • クーパー・M 2012 エビデンスにもとづくカウンセリング効果の研究-クライアントにとって何が最も役に立つのか- 岩崎学術出版社 
  •  参考URL

上記は、担当教員が開設しているWEB 

  •  備考
    • 小坂和子・角藤比呂志・篠原道夫・福田周・前川美行・長谷川明弘が同時に開講する。
    • 臨床心理士資格試験を受験するための、必須科目である。
    • 受講者の人数によって授業計画が変更となる場合がある。
  • 授業計画
    • Ⅰ.「基本文献の輪読」と「個別テーマ報告」を毎回行う。
      • ①受講者は、幅広い先行研究の文献に丹念に当たること。
      • ②最初に研究計画を立ててもらい、随時、研究計画と照合しながら、研究を遂行すること。
      • ③提出する論文が課程に求められる質と量を保証できるようにするために、研究手法や論文の構成、内容の妥当性・適切性について1対1やゼミ形式で討議する。
      • 教育・指導上のキーワードは、「温故知新」である。先行研究を読み、データを活用して、新しく創造してほしい。
      • 担当教員だけでなく、受講者が相互に支援し合いながら講義に臨んで欲しい。他の受講者が取り上げた文献や話題について、下調べを行ったり、相互に情報を紹介しあったり、相互コメントをして協力しあって、専門職・研究者になる基盤にして欲しい。

 

    • Ⅱ.臨床実践のために疑問を提示しあい議論する
      • ①臨床心理学に関して、文献を読んで理解に努めたものの、理解が困難な事象・事柄・現象があれば、本科目内で話題提供してもらう。
      • ②担当教員を含め、受講者で議論し、時に体験的な学習機会を持ちながら疑問点の解消に努めたい。