【大会企画】事例検討2


ブリーフセラピー・ネットワーク・ジャパン 第14回大会

日時:2009年10月31日(土)15:00-16:30

【大会企画】事例検討2

事例提供者:長谷川明弘(金沢工業大学)

指定討論者:Frank N. Thomas-フランク・トーマス-(テキサス・クリスチャン大学)・ 柴田健(秋田大学)・鈴木義也(東洋学園大学)

司会:山田秀世(大通公園メンタルクリニック)

場所・事務局:東洋学園大学(本郷キャンパス)

 

  • 概要:人との接し方が分からないので知りたいと訴えた学生に対する学生相談場面での事例を提示した。青年期の特徴であるアイデンティティの確立を模索するプロセスの中で、自己の確立と拡散の間で揺れる心象と不確実性の中の曖昧さからこぼれ落ちる事象を人生の中で意味づけることについて考察した。また事例検討会の指定討論者とのやりとりを収録することで、事例報告者との臨場感あふれる議論を再現した。さらに面接者の役割に関する考えだけでなく、事例報告者自身の関わり方の特徴を踏まえた今後の課題を提示した。
  • キーワード:学生相談、対人緊張、ライブスーパービジョン、夏目漱石、感情表現の模索
  • 備考:本報告は、論文としてまとめられている。