ブリーフサイコセラピー〔心療内科の治療〕


長谷川明弘

ブリーフサイコセラピー~ブリーフセラピー、催眠法、臨床動作法の統合~〔第Ⅵ部心療内科の治療 13.〕,

日本心療内科学会(総編集) 中井吉英・久保千春(編集代表) 心療内科学-その診断から治療まで- ,pp.389-392. ,

東京・朝倉書店.2022年7月1日発行(全208 頁)

 

  • ブリーフサイコセラピーは、心理療法の各理論・モデルを臨床家が適用する中で、効果的で効率的な支援を試みようとする臨床哲学を伴った心理療法の総称である。
  • 本論では、ブリーフセラピー、催眠法、臨床動作法の概説とそれらの心理療法を統合的に組み合わせたブリーフサイコセラピーを実践する中で心療内科領域において心因性リウマチならびに空間恐怖に適用した事例をそれぞれ具体的に提示した。
  • 観察した現象から事例の中で仮説を立てて、その検証を行うという姿勢での面接展開を心掛けていた(仮説検証型臨床実践)。
  • ブリーフサイコセラピーでは、各理論・モデルの諸側面をとセラピストが取り入れて1つのアプローチのように馴染んだ臨床実践が求められていくる。
  • 備考:ふたつの事例の1つは既に論文になっており、もう1つは口頭発表を行った。

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