長谷川明弘,朝野晃司,飯森洋史 (2016)
嘔吐恐怖を持った方へ催眠法を適用した一事例
日本催眠医学心理学会第62回大会,プログラム・抄録集,p.32:10月15日,埼玉・東部地域振興ふれあい拠点施設 ふれあいキューブ
- 概要:近年、嘔吐恐怖が注目されている(野呂,2013)。本論文は、嘔吐恐怖を持った方に催眠法を適用し、5回の面接で奏功を得た経過について検討した。第1回面接の嘔吐恐怖の話しをする中で右手を握るClの行為を「メッセージ」として注目して、面接全体を通して催眠場面で利用した。また第5回目の面接の最後に見通しを後催眠暗示のように伝えて再発予防を試みた。
- 備考:同一事例が書籍に焦点を変えて載せてある。