【シンポジウム】学生相談カウンセラーの発達過程


日本心理臨床学会第32回秋季大会

【自主シンポジウム】学生相談カウンセラーの発達過程

企画・司会者: 鈴木 英一郎(三重大学)

企画者: 長谷川明弘(東洋英和女学院大学)菊池 悌一郎(九州工業大学)

話題提供者: 安住 伸子(神戸女学院大学)菊池 悌一郎 川島 一晃(三重大学)

指定討論者: 齋藤 憲司(東京工業大学)・坂本 憲治(国際基督教大学/法政大学)

日時:平成25(2013)年8月25日(日)16:00-18:00

場所:パシフィコ横浜 301 会議室(定員250名)

日本心理臨床学会 第32回大会,論文集,p.712.

 

  • 企画主旨:学生相談という主に青年期を生きる学生を相手にした心理臨床の現場において、これを担当しているカウンセラーの側にも、学生相談の担当者ならではの様々な成長・発達のプロセスがあるものと考える。 学生相談を担当するカウンセラーは、いったいどのような過程を経て学生相談カウンセラーとして成熟・熟達していくのか、また、それは実際の日々の業務に対してどのような影響を与えるのだろうか。 本シンポジウムでは、「世代」「所属組織との関係性」などをキーワードにしながら、こうした学生相談カウンセラーの発達過程について考え、議論をしていきたいと考える。 話題提供には、学生相談に関するご経験の豊富な安住伸子先生、中堅の菊池悌一郎先生、若手の川島一晃先生といった異なる年齢層の学生相談カウンセラーの先生にご登壇いただく。年齢層の違いだけに留まらず、これまでのご経緯や現在の学生相談との関わり方、今後の展望等においてもそれぞれに異なるお立場におられるので、多様な話題が展開されるものと考える。また、関連学会にて中心的な役割を担われている齋藤憲司先生と、「学生相談カウンセラーの職業的発達」をテーマに研究された坂本憲治先生に指定討論をお願いし、さらに議論を深めていただく。 本シンポジウムに参加いただく各自が、学生相談カウンセラーとしての自身の“これまで”と“これから”について思いを馳せるような機会としたい。