日本心理臨床学会第30回秋季大会
【自主シンポジウム】学生相談における心理学的介入モデル
-多様性を共有する-
企画者:菊池悌一郎(九州工業大学) 長谷川明弘(金沢工業大学) 鈴木英一郎(三重大学)栗田智美(広島大学)
司会者:菊池悌一郎(九州工業大学)
話題提供者:鈴木健一(名古屋大学) 杉江征(筑波大学) 長谷川明弘(金沢工業大学)
指定討論者:齋藤憲司(東京工業大学) 鈴木英一郎(三重大学)
日時:2011年9月2日(金)18:00-20:00
場所:福岡国際会議場204
日本心理臨床学会 第30回秋季大会, 論文集,p.693.
演題:ブリーフセラピーの立場から
話題提供者:長谷川明弘
- 企画主旨:今日、学生相談の活動は個別の心理相談に限らず、グループワーク、キャンパス危機におけるケア、様々な教育活動など多岐にわたっている。しかしながら一方で多岐にわたる活動を展開していくなかで、心理臨床家の専門性の立ち位置が不透明になっている面があるように思われる。
そこで、今一度、自らの専門性を再確認するために、学生相談における心理学的介入モデルをキーワードとして、さまざまなオリエンテーションを背景にもつ心理臨床家同士が、学生相談について語り合うシンポジウムを企画した。
- 今回、鈴木健一先生には精神分析、杉江征先生には認知行動療法、長谷川明弘先生にはブリーフセラピーの各立場から話題を提供していただき、さらに齋藤憲司先生、鈴木英一郎先生に議論を深めていただく。
- このシンポジウムを通して、心理臨床家が学生相談を担っていくことの意義について再考できればと考えている。