長谷川明弘 (2001)
ブリーフセラピーはその起源に戻るだろう-ステファン・ランクトン氏のワークショップに参加して,
ブリーフネット 第4号,pp21-24:ブリーフセラピーネットワークジャパン 2001年2月1日
- 概要:ブリーフセラピーはクライエントの解決課題の原因追及をしないという精神を持ってきた。けれども事例報告ではクライエントの何がどうなって、次に変わっていったのかという経過から何が効いたのかといった因果関係を明確にする必要がある。
ブリーフセラピーに関心を持ち実践している仲間が増えたので共同でメタ分析的なリサーチを行い、新しいものを創造したい(これはブリーフセラピーの優位性を探るのではなく心理療法全般についてのリサーチにつなげたい) このようなアイデアや危惧(?)がランクトン氏のワークショップ参加から触発された。