他者と親密な関係を築けないことに悩んでいた女性会社員に対して6回の面接で状態が改善した事例


長谷川明弘 他者と親密な関係を築けないことに悩んでいた女性会社員に対して6回の面接で状態が改善した事例

〔第2部事例から学ぶMMPI-3日本版とその展望:6章MMPI-3のみを実施した事例;事例7〕,

 

MMPI-3日本版研究会代表(編者代表:鋤柄増根)

MMPI-3日本語版による心理査定-解説と事例・展望-,pp.145-166, 

2024, 京都・三京房,,

2024年5月21日発行(全266 頁)

編者代表 鋤柄増根(監修)

編著 木村 誠・野田裕美子・富田真紀子・松原弘和

 

事例提供 井上 淳・橋本玲子・鶴木澄恵・北村秀明・長谷川明弘・塩谷 亨・山田威・村上 貢・星野修一

長谷川明弘

   

本報告は、20歳代の女性会社員が他者と親密な関係を気づけないという悩みを取り上げ、自費による私設心理相談室で6回面接で終結に至った事例である。MMPI-3を2時点で実施しており、クライエントの面接での変化がMMPI-3において適切に反映していることを踏まえていた。

MMPI-3は、得られる情報が現代の精神医学的知見に基づいた臨床的有用性を持っており,心理アセスメントに用いるだけでなく25分程度と比較的短時間で実施できる特徴を踏まえ、複数回測定した上での効果測定の使用には最適な心理検査の一つと言える。

 

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