適切な研究と最適な実践の手引き


長谷川明弘

適切な研究遂行と最適な臨床実践のための手引き-倫理教育とknowledge management -

2017 東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科(編)「人間科学研究の手引き」 pp35-42,:

2017年3月21日

 

▶本論の目的は、以下の3点を理解してもらうことである。 1)研究倫理が必要な理由を理解すること 2)研究倫理とは何かを理解すること 3)研究倫理を遵守するための手立てを取れるようになること 合わせて本論では、研究倫理ならびに臨床実践倫理について解説するなかでknowledge management の一例を紹介した。 心理学を専門とする立場からすれば、その専門職における臨床実践と研究発表は専門職が技倆を向上していく上で「両輪」と考えている。学会で口頭発表や学術誌への投稿、事例検討会での事例報告を通じて他の専門職や研究者から評価され批判を受けることにより、自己の能力を思い知ることになり、肥大しがちな自尊心が適切な大きさを維持し、専門職が有しがちな万能感を排除することが出来ると考えている。

 

▶特記事項:本論は、東洋英和女学院大学人間科学研究科に入学した大学院生を対象に作成した。学外の関係者にも広く参考に出来る内容が含まれていることを期待している。

▶補足:大学院生向けに講義を行った資料をダウンロードできるようにしてある。

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適切な研究遂行と最適な臨床実践のための手引き
fullpaper_j0230.pdf
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自信を持って成果を示す研究遂行のための指針-研究倫理セミナー-提示資料
resume_l0053.pdf
PDFファイル 244.2 KB

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