長谷川明弘 (2005)
「現実」から、役立つ情報をどのように構築したのでしょうか-近藤論文へのコメント-,
愛知学院大学心理臨床研究第6号,pp95-97:愛知学院大学心理臨床・教育相談室
2005年4月8日
▶概要:「問題解決しなかったが問題解消した事例-自律訓練法を用いて(近藤千加子)」に対してコメントを行った。コメントをする行為は、カウンセラーとクライエント、そしてコメンテイターの構成した「現実」を解釈することであると社会構成主義の観点から解説した。自律訓練法が効果的に機能した理由を論じ、本技法には課題性を有するという視点からクライエントのセッション内外の変化プロセスと併せて解説した。