長谷川明弘・北村文昭 (2013)
実践と学びの実態-第3回会員動向調査(2013)ブリーフサイコセラピー研究,22巻2号, pp.102-107
2013年12月31日
▶概要:日本ブリーフサイコセラピー学会では、2003年、2008年と5年毎に会員の動向調査が行われている(児島・市橋,2007;市橋,2009)。今回は、「どのようにブリーフサイコセラピーを学んでいるのか」を新たな調査項目として付け加え、会員の特徴がどのように変化したのかを検討した。
今回の調査結果の大きな特徴は、前回と比べて女性の割合が増し、年齢層が上がり、教育系での実践者の割合が増加し、認知行動療法の割合が増加傾向にあったことである。各項目で多かった回答をつなげると、50歳代男性、実践経験年数10~19年、教育系に勤務する心理職、解決志向アプローチを参考にするか利用し、研修会でブリーフサイコセラピーを学んでいるとなった。
▶備考:下記からダウンロードできるのは草稿である。刊行されたものと大きく内容は変わらない。