臨床心理学の扉を開く

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j0104軽度認知障害の関連要因

Yoshinori Fujiwara, Shuichiro Watanabe, Shu Kumagai, Yuko Yoshida, Koji Takabayashi, Masahiro Morita, Akihiro Hasegawa, Tanji Hoshi, Masayuki Yokode, Toru Kita and Shoji Shinkai (2002) Prevalence and characteristics of older community residents with mild cognitive decline,Geriatrics and Gerontology International, 2:57-67. 2002年9月30日

  • 概要:高齢者の軽度認知障害は、認知症が発症する以前のかなり初期の段階から認められるという。本論文で、軽度認知障害には健康度自己評価、社会活動性、集団活動参加、趣味頻度、生活機能についてそれぞれの低さ、抑うつ傾向、心疾患、生活基本能力の障害、単調な食事パターンを伴っていることを示した。今後は、多面的な観点から長期的な調査を実施し、軽度認知障害の低下が認知症の発症とどのような関連を有しているか議論した。
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